ワタミ、介護事業19%増収―施設の積極開設が寄与(医療介護CBニュース)

 ワタミは5月12日、今年3月期通期の連結決算を発表した。介護付有料老人ホームの運営などを手掛ける介護事業(2月期決算)は、売上高174億8300万円(前期比19.0%増)、営業利益23億8700万円(同16.3%増)だった。首都圏を中心に9棟を新規開設した介護付有料老人ホームなどは計47棟となったほか、既存施設の入居率も95%を超えた。同日の決算説明会で渡邉美樹会長兼CEOは、「今年は介護に引っ張られた」と述べた。

 介護事業の来年2月期の業績予想は、過去最多となる14棟の新規開設と1棟の増床により、売上高222億円、営業利益30億9000万円を見込む。決算説明会で渡邉会長は、2012年2月期には20棟の新設を予定しているとした上で、「特定(施設の)枠が非常に取りやすくなったのが追い風になっている」と説明した。

 また、08年に連結子会社化した高齢者向けの弁当宅配事業(2月期決算)も、売上高101億円(同2.3倍)、営業利益7億9000万円(同)と好調だった。
 来年2月期の業績予想については、売上高162億円、営業利益12億3000万円を見込む。今年夏までに36拠点を新規開設し、前期比約2倍の1日当たり12万9000食の配食を目指す。渡邉会長は「この3-5年の間に日本全国に弁当宅配ネットワークを張り巡らせることができるのではないだろうか」との見通しを示した。

 グループ全体の今年3月期通期の連結業績は、売上高1154億2000万円(同3.7%増)、営業利益62億8500万円(同3.9%増)だった。来年3月期は売上高1300億円、営業利益77億円を見込む。


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